
お気に入りのデニムを洗いたいものの
「色落ちして雰囲気が変わったらどうしよう」
「ほかの洋服に色が移らないか心配」
と感じている方も多いのではないでしょうか。
デニムは着用と洗濯を重ねるほど表情が変化する素材であり、色落ちを完全に止めることは困難ですが、洗い方を工夫すれば濃い色合いや購入時の印象を長く保ちやすくなります。
今回は、デニムの色落ちをできるだけ抑える洗い方を、洗濯前の準備から干し方まで順番にご紹介しますので、ジーンズやデニムジャケットを長く楽しみたい方はぜひ参考にしてください。
デニムはなぜ洗濯すると色落ちするのか
デニムの多くは、糸の表面をインディゴ染料で染めた生地から作られており、着用中の摩擦や洗濯によって染料が少しずつ落ちることで、独特の色合いへ変化していきます。
膝や太もも、ポケットの縁など、日常的に擦れやすい部分から色が薄くなるのも、デニムならではの特徴といえるでしょう。
新品に近い濃紺の状態を保ちたい場合には、強い水流や高い水温、長時間の洗濯を避け、生地同士が擦れる回数をできるだけ減らすことが大切です。
一方で、デニムの魅力は必ずしも色を変化させないことだけではなく、ヴィンテージデニムのように自然な色落ちや風合いを楽しむ着方もあります。
そのため、「濃い色を長く保ちたい」「自然な経年変化を楽しみたい」など、自分が求める仕上がりに合わせて洗濯方法を選びましょう。
洗う前に必ず洗濯表示を確認する
デニムと呼ばれる商品であっても、使われている素材や加工方法は同じではなく、綿100%のジーンズもあれば、ポリウレタンを混紡したストレッチデニムもあります。
刺繍やワッペン、レザー素材のパーツ、ダメージ加工などが施されている商品では、一般的なデニムとは適切なお手入れ方法が異なることも珍しくありません。
まずは商品の洗濯表示を確認し、家庭洗濯ができるか、使用できる水温や洗い方に制限がないかを確かめてください。
古着やヴィンテージ商品は、製造から時間が経過して生地や縫製部分が弱くなっている可能性もあるため、状態に不安がある場合は無理に洗わず、クリーニング店へ相談する方法もあります。
デニムの色落ちを抑える洗い方
デニムを洗濯するときは、汚れを落とすことだけでなく、摩擦や色移りをできるだけ抑えることも意識すると、現在の色合いを保ちやすくなります。
ここからは、家庭で洗えるデニムを想定し、準備から脱水までの基本的な手順を確認していきましょう。
ボタンやファスナーを閉じて裏返す
ジーンズはボタンやファスナーを閉じて形を整え、生地の表面が内側になるように裏返してから洗います。
裏返すことで、洗濯槽やほかの衣類との直接的な摩擦が減り、デニム表面の色落ちや傷みを抑えやすくなるでしょう。
デニムジャケットも同様に裏返しますが、ブランドや商品によって推奨されるボタンの扱いが異なる可能性があるため、商品タグや案内を優先してください。
ほかの衣類とは分けて洗う
濃色のデニムや購入後初めて洗うデニムは、洗濯中に染料が出やすく、白いシャツや淡色のカーディガン、下着などへ色が移る可能性があります。
色移りを防ぐためにも、最初の数回はほかの衣類と分け、デニムだけで洗うと安心です。
色落ちするか判断しにくい場合は、目立たない裏側へ使用予定の洗剤を少量付け、白い布で軽く押さえて色が移らないか確認しましょう。
なお、濃色デニムを複数まとめて洗う場合も、一つひとつの色合いが大きく異なるときは個別に洗うほうが無難です。
水または低い水温でやさしく洗う
高い水温は汚れを落としやすい反面、生地の色落ちや縮みにつながることがあるため、洗濯表示に反しない範囲で水または低い水温を選びます。
洗濯機を使用する場合には、標準コースよりも水流の弱い「手洗いコース」や「おしゃれ着コース」などを選択し、洗濯ネットに入れて摩擦を抑える方法がおすすめです。
手洗いするときは、洗剤を溶かした水の中でやさしく押し洗いを行い、強くこすったり、長時間つけ置きしたりすることは避けましょう。
中性洗剤を適量使用する
デニムの色合いを保ちたい場合は、蛍光増白剤や漂白剤を含まない衣類用中性洗剤など、色柄物に対応した洗剤が選択肢になります。
汚れが気になるからといって洗剤を必要以上に増やしても洗浄力が比例して高まるわけではなく、すすぎ残しによって風合いを損なう可能性があるため、表示された使用量を守ってください。
漂白剤には色素を分解する働きがあるので、色落ちを避けたいデニムへの使用は原則として控え、汚れがある場合は洗濯表示を確認したうえで部分的に対応します。
脱水時間を短くする
長時間の脱水は、生地へ強い力が加わってシワや型崩れを招きやすいため、水が滴らない程度の短時間に設定します。
洗濯機から取り出したら放置せず、縫い目やポケットの形を手で整えながら軽く伸ばしておくと、乾燥後の強いシワを防ぎやすくなります。
洗ったデニムの色合いを保つ干し方と着回し方
デニムの色落ちは洗濯中だけでなく、乾燥時に直射日光を長く浴びることでも進む可能性があるため、干す場所まで意識する必要があります。
洗い終わったデニムは裏返した状態を基本として、直射日光を避けた風通しのよい場所で陰干しすると、日光による色あせを抑えやすくなります。
ジーンズはピンチハンガーでウエスト部分を筒状に広げると内側にも風が通り、厚みのあるポケットやウエスト周辺まで乾きやすくなるでしょう。
乾燥機は熱や回転によって縮みや摩擦が生じる場合があるため、洗濯表示で使用できる商品を除き、色やシルエットを保ちたいデニムでは自然乾燥が安心です。
洗わないまま放置するのも避ける
色落ちを防ぐためにデニムをまったく洗わない方法も見かけますが、汗や皮脂を含んだ状態で長期間放置すると、ニオイや黄ばみ、生地の傷みにつながる可能性があります。
短時間の着用で目立った汚れがなければ風通しのよい日陰で湿気を飛ばし、汗を多くかいたときや汚れが付着したときは、状態に合わせて洗濯してください。
春夏は白いTシャツやスニーカーと合わせて爽やかに、秋冬はニットやカーディガン、レザーシューズと組み合わせると、一本のデニムを季節を問わず活用できます。
私たちのオンラインショップでは、アパレルだけでなく、バッグや靴、アクセサリーなども取り扱っているため、デニムに合わせるアイテムをまとめて探していただけます。
ハイブランドの商品を含め、入荷内容はシーズンやタイミングによって変わるので、思いがけないブランドや一点物に出会えることも中古・ヴィンテージ商品の魅力です。
リーバイスやリー、ラングラーなどのブランドデニムを探している方も、ブランド名だけに限定せず、サイズや色、シルエットを見比べながら、ご自身の装いに合う一着を探してみてください。
まとめ|洗い方を工夫してデニムを長く楽しもう
デニムの色落ちを完全に防ぐことは難しいものの、裏返して単独で洗い、低い水温と弱い水流を選ぶことで、洗濯による急激な色の変化を抑えやすくなります。
洗濯後は脱水時間を短くし、直射日光を避けて陰干しすることも、購入時に近い色合いやシルエットを長く保つためのポイントです。
ただし、商品ごとに素材や加工、経年状態が異なるため、実際のお手入れでは必ず洗濯表示を確認し、ヴィンテージ品など判断が難しいものは専門店へ相談しましょう。
当ショップでは、メンズ・レディースを問わず、アウターやトップス、バッグ、靴、アクセサリーなど多彩な商品をご紹介しています。
中古品やヴィンテージ品は同じ商品が再入荷するとは限らないため、気になるアイテムを見つけた際は、状態やサイズをご確認のうえ、ぜひオンラインショップをご覧ください。
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【Q&A】
デニムを色落ちさせない洗剤はありますか?
色落ちを完全に防げるとは限りませんが、蛍光増白剤や漂白剤を含まない、色柄物に対応した衣類用中性洗剤を選ぶと色あせを抑えやすくなります。
デニムは洗濯機で洗ってもよいですか?
洗濯機を使用できるかは商品によって異なるため、最初に洗濯表示を確認し、洗える場合は裏返してネットへ入れ、弱い水流のコースを選びましょう。
デニムはほかの洋服と一緒に洗えますか?
染料がほかの衣類へ移る可能性があるため、濃色の商品や初めて洗うデニムは、白色・淡色の洋服と分けて単独で洗うことをおすすめします。
デニムはどのくらいの頻度で洗えばよいですか?
決まった頻度はありませんが、汗や汚れ、ニオイが気になる状態を放置せず、着用する季節や時間、商品の状態に合わせて洗うことが大切です。
古着のデニムも同じ方法で洗えますか?
古着は生地や縫製が弱くなっている場合があり、装飾や加工によっても洗い方が変わるため、洗濯表示と商品状態を確認してから判断してください。